回収業者

回収業者に依頼して廃タイヤ処分。

あふれ出る不用品の山

廃タイヤ以外にも不用品をなんでも回収してくれます。

自動車に関係のない業種でも廃タイヤの回収を行っているところはあります。 ゴミ屋敷のお片付けなんかを専門にしていたり、遺品整理のプロフェッショナル を自負している回収業者もこれに該当するでしょう。 この業種ではほぼ100%ゴミとして引き取ってもらうので、よほど良い状態の 物でなければ少なからず引取り料が発生します。 また廃タイヤは他のゴミと比べて重量がありますし、容積もそこそこなので少々 お高い請求をされると思っておいたほうがよさそうです。 自動車関連の所で回収してもらうよりも数倍高いという話もありますので、ここに 依頼するのは最後の手段とするのがいいかもしれません。 整備工場ならば数百円で引取ってもらえる廃タイヤでも、不用品回収業者だと 1本千円を超える場合もあるらしいです。 当然大きいサイズほどどんどん高くなりますし、たいていは1本だけではなく4本 1セットで処理することになるのでこの差は小さくありません。 そして不用品回収業者の中でも引取り手数料には幅があるようです。 「同じ業種ならばどこも似たような金額だろう」と適当に目に付いた業者に回収 してもらうと、支出額が千円以上損をすることもあるのです。 トータルで200円や300円の違いならば複数の業者を調べて回る手間を考えると、 さっさと近いところにお願いしちゃったほうが空いた時間を有効に使えますし、 金銭的な損失もそれほど痛くはないでしょう。 しかし同じ市内でも業者によっては1本600円の差があることも考えられますので、 4本で2,400円もの差額が引取り料だけで発生するかもしれないのです。 数百円なら笑って許せますがここまでの額になるとそうはいきません。 2,400円あれば安い美容院ならばカットしてもらえますし、安い自動販売機 なら24本の缶ジュースを買うことができます。 安い定食なら5食分になるので一週間の平日分のランチ代が丸々浮くことになり、 これはお小遣いの少ないサラリーマンなら大喜びでしょう。 回るお寿司でもおよそ24皿に相当しますし、小食ではない男性でも晩御飯に 外食してもお釣りがくる金額ですし、スイーツも注文できそうです。 グルメには興味がないのなら、そのお金でレジャーを愉しんだっていいでしょう。 2,400円もあればデパートのゲームコーナーで1時間は遊べますし、レトロな ゲームを揃えたゲームセンターなら半日は遊びまくれます。 (ただしプリクラを撮りすぎると半日もちません) 業者によりこれだけのことができる差額が発生しますから、不用品回収業者に 引取り処分を依頼するのなら事前に費用は確認することをお勧めします。 他には産業廃棄物などを回収している業者もあるので、そこで廃タイヤを処理して もらうという選択も残っています。 こちらはなんでもかんでも回収しているのではなく処分しづらい産廃のみを集めて いるので、あらかじめ調べてそこで廃タイヤも扱かっているかを確認しましょう。 こういった業者は回収した廃棄物を資源としてリサイクルすることに優れており、 環境に優しい事業を行っているので敬服してしまいます。 ここで紹介したような回収業者は、実はマイカーをいじる趣味のない方はほとんど お世話になる機会がありません。 寿命なのでタイヤ交換しよう、車検前に新品にしとこう、といった理由で発生する 廃タイヤの大部分は、自動車整備工場やディーラーで引取ってもらうケースが 9割以上になると思われるからで、個人が処分方法を模索する余地はほとんど 残されていないからです。 新品タイヤを購入するだけ、取り付けは自分でやりますよ、という注文をするのは 自動車いじりをする一部の人だけなのです。