ディーラーで処分

ディーラーでタイヤ交換と共に処分。

自動車ディーラーと会話する女性

もちろんタイヤ交換する設備も整備士も整っております。

履き古した廃タイヤの処理方法で困らないのは、その車を購入したショップで タイヤ交換をしてそのまま処理してもらう、ではないでしょうか。 車検まではまだしばらく時間があるけど消耗してきたからタイヤ交換しなきゃ、という 時に手堅い人がお願いするのがディーラーとなります。 ここでならばわざわざ処理についてどうするのかを思案しなくとも、たた一言 「タイヤ交換お願いしますね」とだけ伝えれば勝手に中古タイヤを処分してくれます。 その費用がどれだけかかるのか、ディーラーによって違いはありますがそんなに 高くはないので心配ご無用です。 懇意にしているディーラーなら引取り手数料をサービスしてくれることもあるでしょう。 元々100円か200円のようですし、お得意様になら新品のタイヤに交換する時に それくらいまけてくれるのも自然なことなのです。 そうではなくネットオークションで入手したタイヤに交換した際に発生する中古 タイヤも、お願いすれば格安で処理してくれることもあるようです。 このへんはどれだけのお付き合いがあるか、断りにくい関係を築いているかにも よるのでしょうが、廃棄処分のルートを持っているのは確かな事実ですしスタッフの 裁量でマニュアルから外れているようなサービスでも引き受けてもらえるでしょう。 ただし過度の期待は禁物なので、廃タイヤだけ持ち込んで処理してもらうことは 可能か、その場合の費用はいかほどなのかを先に確認すべきです。 そしてもしも断られても、なんとかしてくれと食い下がって迷惑をかけてはいけません。 大手メーカーですと融通が利かないことも考えられるからです。 ディーラーではなく中古車専門店でも廃タイヤの回収のみを行ってくれる所もあります。 やはり本業ではありませんのでそれほど熱心に処理しようとはしていませんが、 依頼すればたいていは費用を支払う条件で引取ってもらえます。 寿命で交換したのではなく、まだ使えるけどオシャレなタイヤとアルミに交換した からいらなくなった、という程度の良い中古タイヤなら、喜んで引取ってもらえる でしょうし、状態次第では買取してくれるかもしれません。 中古車の販売店は日頃から何年間も使用されてきた自動車を仕入れていますが、 その中には仕入れたままでは売ることができない、修理なり整備しないと販売する わけにはいかぬという状態の車も多くあります。 なかなか良い値で仕入れられたけどタイヤがツルツルだから取り替えてからでないと 売り物にはならないな、そんな中古車も頻繁に入荷するのです。 もちろん他のパーツもそのままでは危険だ、保証期間内に故障してしまいそうだ、 という部分があるでしょうし、それらを全て新品に交換して完璧に整備していたら 利益がなくなるどころか赤字に転落しちゃいそうです。 新車ならあらゆるパーツが新品であるのが当たり前ですが、中古車の整備でそれを 実現させようとしたら商品としては割りに合わないのです。 そこで1年以上は使えそうな格安の中古タイヤを入荷してリサイクルする、 これならそこそこのタイヤで購入者も満足ですし、売る方としてもコストを抑え られるので利益を確保しやすくなります。 それに廃タイヤとして処理される前にもうひと働きさせられるので、資源の有効活用 にもなりとってもエコロジーな行為と評価されるでしょう。 安全に使えるうちはゴミとして処理しないで精一杯使い切る、それを徹底すれば 廃タイヤの発生量を削減することができますし、寿命も延びるので製造される新品も 総量は減少するはずです。 また寿命を延ばすリサイクルには適さない状態の中古タイヤでも、中古車を扱って いる業者ならば適切に処理してくれると信じられます。 悪質な回収業者の中には不法投棄をされるところもあるようなのですが、そんな ことをしたら我々の愛してやまない地球の環境が汚されてしまいます。 それだけは絶対にさけたいですね。